高校生の職業体験を通して考えたトレーナーという仕事 - まつやま鍼灸接骨院&スポーツジムのブログ

　12月12日（水）〜 12月14日（金）の３日間で、尼崎西高校から２名の学生さんが職業体験に来てくれました。いくつかある候補の中から当院を選んでくれた事は素直に嬉しいですね。

　実習は学年全員ではなく希望者だけらしく、授業は公欠扱いで実習に来てくれていました。私だったら面倒だと思って授業を受ける方を選んでいると思うので、感心いたしました。

　実習といっても整骨院業務で実際に体験してもらえる業務は少ないので、軽い進路相談やトレーナーという仕事についての説明、ペアストレッチの練習等をさせて頂きました。驚いたのが高校の授業で筋肉の名前やトレーニング種目についての授業があるらしく、代表的な筋肉の名称がスラスラ出てきた事です。

　将来はスポーツ選手のケアなどができる様になりたいという２人は、高校2年生にして将来について考えようとしていて、資格についても自分でしっかりと調べていました。（私が高校生の時は漠然とスポーツに関わる仕事ができたらいいなー程度にしか考えていませんでした。。。）

　スポーツ現場で仕事をするとなると、自分がどの様な役割を果たしたいのか、どういった場面で活躍したいのかによって目指す資格や学校が変わってきます。特にトレーナーという仕事は実際にどの様な種類があって、どの様な事をしているのかが他の職業と違って分かりにくい部分が多いと思っています。

　専門学校選びにも関わってくるので、２人のやりたい事と実際の仕事内容のイメージができる限り繋がり易い様に説明させてもらいました。少しでも将来のイメージが見えてくれたら嬉しいです。（分かりやすく説明できたかは不明です笑）

　スポーツに関わる仕事がしたいという思いで実習に来た２人を見て、自分がトレーナーを志した頃の気持ちを思い出しました。

　スポーツの仕事は「好きな事を仕事にする」とよく言いますが、好きだからこそ辛いこともありますし、イメージと現実に大きなギャップを感じる事もあります。

　私は実際にトレーナーとして活動できていますが、趣味ではなく仕事なのでお金を稼ぐことが出来なければ続けていく事は出来ません。スポーツ選手の力になりたい、スポーツ界に貢献したいという気持ちを、しっかりと価値あるサービスとして提供し続けて行こうと思った3日間でした。